ionic capacitor run
接続されたデバイス上でIonicプロジェクトを実行
$ ionic capacitor run [platform] [options]
ionic capacitor run
は以下の処理を行います。
ionic build
を実行(または--livereload
オプション付きでionic serve
から開発サーバーを実行)capacitor run
を実行(または--open
オプション付きでネイティブプロジェクト用のIDEを開く)
ハードウェアデバイスで--livereload
を使用する場合、ライブリロードにはデバイスとコンピューター間のアクティブな接続が必要であることに注意してください。一部のシナリオでは、--external
オプションを使用して開発サーバーを外部アドレスでホストする必要がある場合があります。詳細については、これらのドキュメントを参照してください。
複数のデバイスとエミュレーターがある場合は、--target
オプションを使用してIDで特定のデバイスをターゲットにできます。ターゲットは--list
で一覧表示できます。
AndroidとiOSの場合、これらのドキュメントを使用して、ブラウザの開発ツールでデバイスのリモートデバッグを設定できます。
platform
実行するプラットフォーム(例:android
、ios
)
オプション
-
--list
:利用可能なすべてのターゲットを一覧表示 -
--target=<target>
:IDで特定のデバイスにデプロイ(すべてを表示するには--list
を使用) -
--open
:capacitor run
を使用する代わりにネイティブIDEを開く -
--no-build
:Ionicビルドを起動しない -
--external
:すべてのネットワークインターフェースで開発サーバーをホスト(つまり、--host=0.0.0.0
) -
--livereload
:wwwファイルをライブリロードするための開発サーバーを起動(または-l
) -
--livereload-url=<url>
:開発サーバーへのカスタムURLを提供 -
--prod
:production
構成を使用するフラグ
詳細オプション
-
--host=<host>
:開発サーバーに特定のホストを使用 -
--port=<port>
:開発サーバーに特定のポートを使用(または-p
) -
--public-host=<host>
:ブラウザまたはWebビューに使用されるホスト -
--configuration=<conf>
:使用する構成を指定(または-c
) -
--source-map
:ソースマップを出力 -
--watch
:ファイルの変更時に再ビルド
例
$ ionic capacitor run
$ ionic capacitor run android
$ ionic capacitor run android -l --external
$ ionic capacitor run ios --livereload --external
$ ionic capacitor run ios --livereload-url=http://localhost:8100