Ionic CLI
Ionicコマンドラインインターフェース(CLI)は、Ionicアプリを開発するための主要なツールです。
インストール
Ionic CLIは、npmを使用してグローバルにインストールできます。
npm install -g @ionic/cli
ヘルプ
Ionic CLIには、--help
フラグを使用してアクセスできるコマンドドキュメントが付属しています。
$ ionic --help
$ ionic <command> --help
$ ionic <command> <subcommand> --help
注記
プロジェクトディレクトリでionic <command> --help
を実行してください。
ionic serve
などの一部のコマンドの場合、ヘルプドキュメントはプロジェクトの種類(React対Angularなど)に応じてコンテキスト依存です。
アーキテクチャ
Ionic CLIは、TypeScriptとNode.jsで構築されています。Node 10.3以降をサポートしていますが、最新のNode LTSが常に推奨されます。オープンソースのGitHubリポジトリで開発をフォローしてください。
トラブルシューティング
Ionic CLIの問題をトラブルシューティングするには、次の方法が役立つ場合があります。
- Ionic CLIの最新バージョンがインストールされていることを確認します。
ionic --version
を実行して、インストールされているバージョンを取得します。 - 最新のNode LTSがインストールされていることを確認します。Nodeとnpmの環境設定を参照してください。
--verbose
フラグはデバッグメッセージを出力するため、問題を絞り込むのに役立ちます。- 接続の問題は、プロキシ設定が正しく構成されていないことが原因である場合があります。プロキシの使用を参照して、リクエストのプロキシを設定してください。
- グローバルなIonic CLI設定ディレクトリは、すべてのプラットフォームで
~/.ionic
です。安全に削除でき、Ionic CLIはそれを再作成しますが、すべての設定(ユーザーセッションを含む)は失われます。CLI環境変数を使用してこのディレクトリを設定します。