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バージョン: v8

ionic config set

設定値の設定

$ ionic config set [property] [value] [options]

このコマンドは、プロジェクトの./ionic.config.jsonファイルに設定値を書き込みます。 `--global` オプションを使用することで、グローバルなCLI設定(~/.ionic/config.json)にも適用できます。

ネストされたプロパティの場合は、ドットでネストレベルを区切ります。たとえば、プロパティ名`integrations.cordova` は、integrationsオブジェクト内のcordovaプロパティを参照します。

複数アプリプロジェクトの場合、このコマンドはデフォルトで現在のプロジェクトのスコープとなります。代わりにプロジェクト設定ファイルのルートで操作するには、`--root` オプションを使用します。

このコマンドは、`value`を適切なJSON型に変換しようとします。 `123`、`true`、`[]`など、JSONとして解析可能な場合は、解析結果を使用します。それ以外の場合は、値は文字列として解釈されます。より厳格な入力を行うには、`--json`を使用します。これは、JSON以外の値ではエラーになります。

デフォルトでは、`property`が存在し、オブジェクトまたは配列の場合、値は上書きされません。このチェックを無効にして常にプロパティを上書きするには、`--force`を使用します。

property

設定するプロパティ名

value

指定したプロパティの新しい値

オプション

  • `--global`: グローバルCLI設定を使用する (または `-g`)

上級者向けオプション

  • `--json`: `value`を常にJSONとして解釈する

  • `--force`: 既存の値を常に上書きする

  • `--root`: ./ionic.config.json のルートで操作する

$ ionic config set name newAppName
$ ionic config set name "\"newAppName\"" --json
$ ionic config set -g interactive false