ionic config set
設定値の設定
$ ionic config set [property] [value] [options]
このコマンドは、プロジェクトの./ionic.config.jsonファイルに設定値を書き込みます。 `--global` オプションを使用することで、グローバルなCLI設定(~/.ionic/config.json)にも適用できます。
ネストされたプロパティの場合は、ドットでネストレベルを区切ります。たとえば、プロパティ名`integrations.cordova` は、integrationsオブジェクト内のcordovaプロパティを参照します。
複数アプリプロジェクトの場合、このコマンドはデフォルトで現在のプロジェクトのスコープとなります。代わりにプロジェクト設定ファイルのルートで操作するには、`--root` オプションを使用します。
このコマンドは、`value`を適切なJSON型に変換しようとします。 `123`、`true`、`[]`など、JSONとして解析可能な場合は、解析結果を使用します。それ以外の場合は、値は文字列として解釈されます。より厳格な入力を行うには、`--json`を使用します。これは、JSON以外の値ではエラーになります。
デフォルトでは、`property`が存在し、オブジェクトまたは配列の場合、値は上書きされません。このチェックを無効にして常にプロパティを上書きするには、`--force`を使用します。
property
設定するプロパティ名
value
指定したプロパティの新しい値
オプション
- `--global`: グローバルCLI設定を使用する (または `-g`)
上級者向けオプション
-
`--json`: `value`を常にJSONとして解釈する
-
`--force`: 既存の値を常に上書きする
-
`--root`: ./ionic.config.json のルートで操作する
例
$ ionic config set name newAppName
$ ionic config set name "\"newAppName\"" --json
$ ionic config set -g interactive false