Vue パフォーマンス

Ionic コンポーネントでの v-for

Ionicコンポーネントでv-forを使用する場合、Vueのkey属性を使用することをお勧めします。これにより、Vueはコンポーネント全体を再作成するのではなく、コンポーネント内のコンテンツのみを更新することで、ループ要素を効率的に再レンダリングできます。

keyを使用すると、各ループ要素に安定したIDを提供できるため、Vueはイテレータ内での挿入と削除を追跡できます。以下に、keyの使用方法の例を示します。

<template>
  <ion-page>
    <ion-content>
      <ion-item v-for="item of items" :key="item.id">
        <ion-label>{{ item.value }}</ion-label>
      </ion-item>
    </ion-content>
  </ion-page>
</template>

<script>
  import { IonContent, IonItem, IonLabel, IonPage } from '@ionic/vue';
  import { defineComponent } from 'vue';

  export default defineComponent({
    components: {
      IonContent,
      IonItem,
      IonLabel,
      IonPage
    },
    setup() {
      const items = ref([
        { id: 0, value: 'Item 0' },
        { id: 1, value: 'Item 1' },
        ...
      ]);

      return { items }
    }
  });
</script>

この例では、itemsというオブジェクトの配列があります。各オブジェクトには、valueとidが含まれています。key属性を使用して、各オブジェクトのitem.idを渡します。このidは、各ループ要素に安定したIDを提供するのに使用されます。

v-forを使用したVueの状態管理の詳細については、https://v3.vuejs.org/guide/list.html#maintaining-stateを参照してください。