メインコンテンツへスキップ
バージョン: v8

React パフォーマンス

Ionic コンポーネントでのループ

Ionic コンポーネントでループを使用する場合、React の key 属性を使用することを推奨します。これにより、React はコンポーネント全体を再作成するのではなく、コンポーネント内のコンテンツのみを更新することで、ループ要素を効率的な方法で再レンダリングできます。

key を使用することで、各ループ要素に安定した ID を提供できるため、React はイテレータ内の挿入と削除を追跡できます。以下は、key の使用方法の例です。

MyComponent.tsx

import React, { useState } from 'react';
import { IonContent, IonItem, IonLabel, IonPage } from '@ionic/react';

export const MyComponent: React.FC = () => {
const [items, setItems] = useState([{ id: 0, value: 'Item 0' }, { id: 1, value: 'Item 1' }, ...]);

return (
<IonPage>
<IonContent>
{items.map(item => {
return (
<IonItem key={item.id}>
<IonLabel>{item.value}</IonLabel>
</IonItem>
)
})}
</IonContent>
</IonPage>
)
}

この例では、items というオブジェクトの配列があります。各オブジェクトには、valueid が含まれています。key 属性を使用して、各オブジェクトの item.id を渡します。この id は、各ループ要素に安定した ID を提供するために使用されます。

key を使用した React によるリストのレンダリング方法の詳細については、https://react.dokyumento.jp/learn/rendering-lists#keeping-list-items-in-order-with-key を参照してください。