ion-footer
フッターはページの一番下に位置するルートコンポーネントです。1つ以上のツールバーのラッパーとして使用する事を推奨しますが、任意の要素をラップする事も可能です。フッター内でツールバーを使用する場合、コンテンツのサイズが正しく調整され、フッターはデバイスの安全領域を考慮します。
基本的な使用方法
透過フッター
translucentプロパティを設定することで、フッターをネイティブiOSアプリケーションで見られるような透過的なものにすることができます。フッターの後ろでコンテンツがスクロールされている様子を見るには、コンテンツでfullscreenプロパティを設定する必要があります。この効果は、モードが"ios"であり、デバイスがbackdrop-filterをサポートしている場合にのみ適用されます。
フェードフッター
多くのネイティブiOSアプリケーションでは、ツールバーにフェード効果があります。これは、フッターのcollapseプロパティを"fade"に設定することで実現できます。コンテンツが最後までスクロールされると、フッターの背景とボーダーがフェードアウトします。この効果は、モードが"ios"の場合にのみ適用されます。
仮想スクロールとの使用
フェードフッターは正しく動作するためにスクロールコンテナが必要です。仮想スクロールソリューションを使用する場合、カスタムスクロールターゲットを提供する必要があります。コンテンツのスクロールを無効にし、スクロールを担当する要素に.ion-content-scroll-hostクラスを追加する必要があります。
ボーダー
"md"モードでは、フッターの上部にbox-shadowが表示されます。"ios"モードでは、上部にborderが表示されます。これらは、フッターに.ion-no-borderクラスを追加することで削除できます。
プロパティ
collapse
| 説明 | フッターに適用されるスクロール効果を記述します。iOSモードでのみ適用されます。 |
| 属性 | collapse |
| 型 | "fade"|undefined |
| デフォルト | undefined |
mode
| 説明 | モードは、使用するプラットフォームスタイルを決定します。 |
| 属性 | mode |
| 型 | "ios"|"md" |
| デフォルト | undefined |
translucent
| 説明 | trueの場合、フッターは透過になります。モードが"ios"であり、デバイスがbackdrop-filterをサポートしている場合にのみ適用されます。注: フッターの後ろにコンテンツをスクロールするには、コンテンツで fullscreen属性を設定する必要があります。 |
| 属性 | translucent |
| 型 | boolean |
| デフォルト | false |
イベント
このコンポーネントで使用可能なイベントはありません。
メソッド
このコンポーネントで使用可能な公開メソッドはありません。
CSSシャドウパーツ
このコンポーネントで使用可能なCSSシャドウパーツはありません。
CSSカスタムプロパティ
このコンポーネントで使用可能なCSSカスタムプロパティはありません。
スロット
このコンポーネントで使用可能なスロットはありません。